静岡県浜松市で、小学生4人が巻き込まれるつらい事故が起こりました。
事故は、小学生の自転車隊列に軽トラックが突っ込み、運転していた78歳の高齢ドライバーは「記憶がない」と供述しています。
この異常な供述に対し、高齢者の免許返納や子供の安全対策、車の安全装置の義務化など、さまざまな観点からネット上でも大きな関心が集まっています。
本記事では、事故の詳細とともに、高齢者運転のリスクについても考察します。
浜松市の軽トラ事故概要|事故が起きた場所と状況

事故が起きたのは2025年3月24日午後4時半頃です。
浜松市中央区舘山寺町の「浜松市動物園入口交差点」付近で、78歳の古橋昭彦容疑者が運転する軽トラックが、小学生4人の自転車列に後方から突っ込みました。
目撃者によると、事故直後には「前輪に女児がはさまれている」との通報があり、現場は一時騒然とした雰囲気に包まれたとのことです。
この事故で、小学2年生の女児が死亡し、姉の小学4年生が意識不明の重体。他の小学4年生の双子の女児2人も軽傷を負いました。
事故現場は緩やかな下り坂のカーブで、ドライバーと児童はいずれも同じ方向に進行していたとみられています。
記憶がない?高齢ドライバーの供述に驚きの声

古橋容疑者は現行犯逮捕され、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで取り調べを受けています。
驚くべきはその供述内容で、「ぶつかったことは間違いないが、なぜこうなったのか思い出せない」と話している点です。
近くにいた住民の証言では、事故直後、古橋容疑者は青ざめて震えており、「わからん」と繰り返していたとのこと。
SNSでも「記憶がないってどういうこと?」「こんな人が運転してるなんて怖すぎる」など、驚きと怒りの声が多数寄せられています。
高齢者の運転リスクとは?運動能力や判断力の低下

今回の事故は、改めて「高齢者の運転リスク」について考えさせられる出来事です。
高齢になると、視力や聴力、判断力、反応速度が徐々に衰えていきます。
さらに、認知機能の低下や持病の影響も見逃せません。
特に「記憶がない」という供述からは、認知症や一時的な意識障害の可能性も否定できず、今後の調査が待たれます。
国は高齢ドライバー向けに、運転免許の自主返納制度や認知機能検査の強化、安全装置付きの車への買い替え支援などを進めています。
しかし、Yahoo!ニュースのコメント欄でも
といった声が多数見られ、現在の高齢者の運転について不安を感じている人が多いようです。
実際にこうした事故が後を絶たない状況では、国によるさらなる対策強化が求められているのが現状です。
まとめ
今回の記事では、浜松市で起きた小学生巻き込み事故の詳細と、高齢者ドライバーによるリスクについて取り上げました。
小学生が犠牲となった今回の事故。高齢者ドライバーによる事故は後を絶たず、今後は取り締まりの強化も進む可能性がありそうです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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